2015年06月12日

この言葉は我々の生きている森羅万象の法則で

一日の中の朝になると太陽が昇り、夜が来ると日が沈む

という、いわゆる日没のことにもなると思います。

今の季節は夏で季節の脈も洪脈で微洪の脈状が平脈

つまり健康の脈といわれています。


東洋医学の考え方に「人は天地陰陽の法則に従えば生き

逆すれば死ぬことになる」という文章が出てきます。

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つまり今の時期に起居常にして生活をしてバランスの良い

ものを食べて養生すれば健康に過ごせるという意味でしょうか・・・?

ですから夏なのに冬の沈んだような脈状をしているのは良くないと言う

意味になるかと思います。

人の身体は前面が陰で背中の方が陽と言われています。

そして陽の気は上から下に巡り陰気は下から上に上り

陰陽のバランスをとって頭寒足という健康状態を

保っていますが、更年期障害等から来るホットフラッシュは

自律神経の乱れからか顔がのぼせて足が冷たくなっています。

私の行なっている経絡治療(けいらくちりょう)は

六部定位脈診によって内臓の気のバランスを鍼灸を用いて

補寫して治療に導く伝統医術といわれています。
posted by てるお鍼灸院 at 18:17 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年06月06日

今日は朝から晴れ間もあり梅雨の中休みという感じですが

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この時期になると急に腰が痛くなったとか、坐骨神経痛

になったようだとか肩が凝ってとてもつらい・・・・。

と言われる人が増えてくるように思います。
posted by てるお鍼灸院 at 12:38 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年05月14日

昨日のこころと身体は心が先と申しましたが

そのことについて追加と補足の説明です。

東洋医学では人間の様々な感情が五臓六腑に

影響すると考えていました.

思い過ぎれば脾を破り→くよくよと考えたり取り越し苦労は胃腸の働きを弱める。

怒りすぎれば肝をやぶる→イライラしたり、よく怒る人は肝臓が弱る

憂い、悲しみ過ぎると肺を破る→愚痴をよく言ったり、憂うと風邪を引きやすい

恐れ、驚きすぎると腎を破る→怖がりの人は腎を弱くしますよ

笑い過ぎると心を破る→あんまり笑い過ぎると心臓に負担がかかりますよ。

と言う意味の内容いわゆる内因が著されています。

でもこれはにわとりと卵の関係もあるとは思いますが

後にハンス・セリエのストレス学説にもつながっています。

現代流に言うと「気分が良いと言うのは、精神が安定している」

と言うことにもなるのかもしれませんね。

鍼灸経絡治療では、例えば脈をみて肝虚証という場合

難経69難にもとづき、肝経と腎経のツボを補うと本当に

不思議なくらいに脈が穏やかになり、気分も軽くなります。 14315649229850.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 09:57 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年04月24日

主に50才前後の年齢層に好発する非外傷性の疾患で

鍼灸の適応症とされていますので、今まで多くの方を

治療させていただきました。 14298433758110.jpg

症状としては 前腕を挙げたりすると痛みが出て挙げられなかったり

またじっとしていてもうずいたりして自発痛がある場合など様々

ですが、長頭炎や腱板炎長引くと石灰沈着性腱板炎などにもなることも

ありますので注意が必要なこともございます。鍼灸治療は比較的に早めに

受診されると良いと思いますので お気軽にご相談ください。
posted by てるお鍼灸院 at 12:07 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年04月20日

こりゃまた失礼しました。

自分だけ分かっていたって仕方がないですね。

百会(ひゃくえ)の場所は頭頂部の真ん中です。

経絡では、太陽膀胱経 少陽胆経 少陽三焦経

督脈経 肝経のそれぞれの経絡が会う場所になります。

ちなみにこのツボを試しに平手で軽くたたいてみてください。

不思議と気持ちが落ち着いたりします。また頭のてっぺんに

お尻の痔のつぼがあると言うのも実に不思議なと言うかおもしろいですね。
posted by てるお鍼灸院 at 14:42 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは



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きのう「駆け込みドクター」という番組を見ていたら

色々の分野のドクターが質問に答える形式のものでしたが

東京の有明医療大学の教授が若い女性の腰痛を訴える患者の

診察を行なってましたが、まさに東洋医学的な望・聞・問・切

をもちいていたところが目に留まりました。その問診の中で

お通じは?という質問が出ていましたが西洋医学から見たら

関係ないような質問のように思えますが、腰とおなかは裏表であり

ますから 大いに関係するところですから大事な問診と思います。

そこで女性が便秘と答えたところで紹介されたツボが百会でした。

このツボは自立神経の安定や不眠症や痔のツボとしても有名です。

教授は四診(望・聞・問・切)の流れとして腹診や脈診を行なって

いたところがとても印象に残りました
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本当に東洋医学の漢方や鍼灸は奥が深く、自然に合わせた医学だな

とつくづく思ったしだいです。
posted by てるお鍼灸院 at 09:29 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年04月07日

4月は 新しい職場や環境で仕事や生活をする方も

おられると思いますが、緊張してストレスもあるでしょう。

東洋医学から見ると この時期は肝臓に負担がかかるので

経筋病で首筋から肩にかけてや腰から下枝にかけての

筋肉が筋張り安くなっていますのでこりも出てきます。

そしてまた身体も疲れやすく倦怠感やイライラして不眠症に

なることもあると思います。 IMG_20131123_141814.jpg

こういう時は 軽い運動をしたり カラオケで声をだしたりして

ストレス解消をして 緑黄色野菜やたんぱく質やビタミンB群

をとると良いといわれてます。

それでも症状がすっきりしないときは 是非東洋医学の鍼灸治療を

受けてみてください。特に経絡治療は体のバランスを調整しますので

とてもすっきりして楽になりますよ。−お気軽にご相談ください。
posted by てるお鍼灸院 at 16:53 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年03月16日

東洋医学的見地から 春は東方の木で肝になります。

万物が生じるこの時期は 肝が弱りやすくなり

肩こり、首こり、腰等の筋肉が筋張り安くなります。

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またイライラしたり、目がとても疲れやすくなり不眠にも

なり寝つきが悪かったり、夜中に目が覚めたりもします。

こういう時期はできるだけ緑黄色野菜や酢の物 たんぱく質を

よく食べて睡眠時間をたっぷりとる事が肝臓をいたわります。

もちろん鍼灸治療を受けることによって血流をよくして

体の内臓の気のバランスを整えることによって体の調子を上げていけます。

まもなく諫早でもお酒の蔵開きがあり楽しみにしてる人も

おられるでしょうが 楽しむためには養生も大事だと思います。
posted by てるお鍼灸院 at 15:57 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年03月10日

今朝は 雪が舞ってましたので 寒かったですね。

三月の中旬近くに雪・・・イルカの「なごり雪」の曲♪が浮かびました。

ご来院される患者さんの中で腰やひざが痛い方は

多いですね。 

「お風呂に入るとどうですか?」とお尋ねすると「楽になります」

とおっしゃいます。これは風呂に入ることによって血流が良くなり

痛みが緩和されたと思いますが、まさに鍼灸を受けると血流が

良くなる事が立証されていますので お風呂や温泉の効果と似てますね。
posted by てるお鍼灸院 at 12:06 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年02月06日

業界では有名な首藤先生が書かれた本を再読してみると

なぜ鍼で気分が良くなる、やる気か出るのですか?

「鍼をすると脳内ホルモンのセロトニンが適当に

分泌するからです」という一説があります。 14232031321990.jpg

確かに鍼灸施術をした後に 患者さんから「すっきりしました」とか

「大変に気分が良くなりました」と言う言葉をよく聞きます。

セロトニンはドーパミンやノルアドレナリンなどのホルモンと

一緒でやる気や元気を出すホルモンだそうです。

●いつもニコニコして物事をよいほうへ、よいほうへ捕らえるプラス思考、プラス発想のできる人は、すべてがよくなっていくそうです。

改めて鍼の効果のすばらしさを再認識しました。
posted by てるお鍼灸院 at 15:32 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは