2025年06月12日
2025年06月08日
2025年06月06日

東洋医学 鍼灸経絡治療では
右手と左手の療法の脈を診ますが、
それは五臓六腑の状態を診ているからです
まず左手の印をしている場所を

寸・関・尺として寸から心、小腸
関を肝、胆 尺を腎、膀胱と診ます
同じく右手は寸が肺・大腸, 関脈を脾・胃
寸脈を心包、三焦と診ます。
その脈の状態の強弱やバランスを診て
経絡上の内臓の状態を診る様にしています
脈の種類も浮脈、沈脈、遅脈、数脈など
24種類あると言われてます。
それで健康の人を平人とと言って季節の脈
を表している人を言います。
ここが東洋医学の面白く深いところだと思います。
私は脈診は鍼灸経絡治療の大切な診察法だと
思っていて東洋医学が自然医学だと考えます。

2025年04月14日
2025年04月09日
2025年04月07日
2025年02月05日

強力な寒波で雪交じり 寒いですね
我が家のカーポートに氷柱が出来てます
この冬の寒い時期は元々 持病がある方の
腰痛や坐骨神経痛などが復活しやすいですし
また同じ姿勢をしながら仕事をされる
車の運転手の方やお店の立ち仕事などの人は
腰や座骨に症状が出やすくなります。

腰痛の場合は腰椎の2〜3番か4番〜5番あたりの
外側にある腎兪や志室そして大腸兪などの
場所の痛みを言われる方を多くみられます。
以前から腰痛症でヘルニアやすべり症など
経験しておられる方のほとんどの人が
ぎっくり腰をしたことがあると言われます。
腰は家で言うと柱になりますので大事です
人は誰でも年を重ねていくと腰から下が
弱っていく腎虚になりますので足裏の
湧泉(土踏まず)を青竹踏みなどを
されますと良いと思いますが、私の
経絡治療は先ず腎虚になっている身体の
状態を補う本治法をすることによって
人の生命力をあげてから局所治療をしますので
ただ腰にハリするだけではないのでバランス
が良くなり体調が良くなり効果をあげることができます。

2025年01月31日
2025年01月24日
2025年01月22日

暦の上では大寒を過ぎましたが
この頃昼は少し暖かい日が続いています
東洋医学の古医書「素問」の「平人気象論」
に春の脈は微弦を平とすると書かれていますが
平人とは健康人の意味で一つは脈拍数と呼吸数の
関係でもう一つは季節と調和した脈かどうかです。

夏の脈は草木が葉をつけて垂れさがるので
微洪(鈎)の脈を平とする。
秋の脈は微毛を平とする
冬の脈を微石を平とすると書かれています。
微と言うのはややとか少しという意味があります。
確かに今は冬で寒いので陰気が多く
脈は沈みがちになるので石脈と言ったようです。
確かに今の時期に患者さんの脈を診ると殆どが
沈んで石脈を打ってますので納得がいきます。
もしも風邪やインフルになって熱があれば
当然ポンポンと浮いた脈になりますので
冬に浮いた脈を表すときは病気を意味します。
ですので平人の脈は柔らかな季節の脈を
打ってる人は元気な健康人になります。
季節の脈を打つという事は季節に調和してる
ということになりますので東洋医学独特の
大変おもしろい重要な考え方になると思います。
