2016年03月28日
2016年03月15日
最近若い既婚の20代の女性の患者さんが二人ある主訴で
治療に来ていましたが、たまたまお二人ともおめでたに
なられました。お一人の方は二人目でもう一人の方は
初めてのことだったそうです。ところが二人とも大変に
つわりがひどく常に食事の支度もしたくないくらいに
むかむかして具合が悪いと言われてました。
まず脈診して経絡のバランスをとる本治法を行ったあとに
私の経験上つわりによく効くツボ内関と中かんにハリをしたところ
本当にその場では「嘘みたいに楽になりました」と言われました。

鍼灸のすごいところは、こちらもびっくりするような
ツボがありますので、痛みや凝りだけに効果がでる
と思われてる方も多いと思いますが、本当に東洋医学の不思議
だと思います。更年期障害や不眠症その他の婦人科疾患
はもとより幅広い病気に対して効果の期待できるものも
ございます。もちろん何でも一回で治るわけではなく
継続して受診していただくことも必要だと思います。
治療に来ていましたが、たまたまお二人ともおめでたに
なられました。お一人の方は二人目でもう一人の方は
初めてのことだったそうです。ところが二人とも大変に
つわりがひどく常に食事の支度もしたくないくらいに
むかむかして具合が悪いと言われてました。
まず脈診して経絡のバランスをとる本治法を行ったあとに
私の経験上つわりによく効くツボ内関と中かんにハリをしたところ
本当にその場では「嘘みたいに楽になりました」と言われました。
鍼灸のすごいところは、こちらもびっくりするような
ツボがありますので、痛みや凝りだけに効果がでる
と思われてる方も多いと思いますが、本当に東洋医学の不思議
だと思います。更年期障害や不眠症その他の婦人科疾患
はもとより幅広い病気に対して効果の期待できるものも
ございます。もちろん何でも一回で治るわけではなく
継続して受診していただくことも必要だと思います。
2016年03月05日
東洋医学では、春は東方の木なりて、季節の脈は弦で
肝が旺気すると言われています。
そのために肝が司る目や筋肉、五志では魂になりますので
具体的な症状としてイライラしする、眠りが浅い
目が疲れる、肩がこる、腰が痛い、坐骨神経痛がでる
などの経筋病やふらつきやめまいなどの多彩な症状が
出やすくなる季節です。
鍼灸による治療は相手の顔色や眼の大きさなどを見る望診
や脈診や切診によって患者さんの状態を部分から全体を
見て証を決めて全身の気のバランスを整える施術をしますので
こちらがびっくりするような良い結果がでることもございます。

鍼灸経絡治療はやはり長年の経験によって引き継がれてきた
素晴らしい医術だと思います。
肝が旺気すると言われています。
そのために肝が司る目や筋肉、五志では魂になりますので
具体的な症状としてイライラしする、眠りが浅い
目が疲れる、肩がこる、腰が痛い、坐骨神経痛がでる
などの経筋病やふらつきやめまいなどの多彩な症状が
出やすくなる季節です。
鍼灸による治療は相手の顔色や眼の大きさなどを見る望診
や脈診や切診によって患者さんの状態を部分から全体を
見て証を決めて全身の気のバランスを整える施術をしますので
こちらがびっくりするような良い結果がでることもございます。
鍼灸経絡治療はやはり長年の経験によって引き継がれてきた
素晴らしい医術だと思います。
2016年02月26日
2016年02月24日
梅の花が咲き始めて春の訪れを感じます
春は木の芽どきと言うように東洋医学では
春の季節の脈を弦脈としてちょうど弦楽器の上を
触ったような感じの脈と言いました。
東洋医学からみた病気の原因は「内因・外因・不内外因」と
考えました。一つには季節の変化に身体が反応すして
春には春の季節に合った体になるということでしょうか・・・。
内因は憂・悲・思・怒・笑・恐・驚と言って七情の伝変
つまり悲しみ憂い過ぎると肺を破り、思い過ぎれば脾を破る
愚痴を言ったり憂い過ぎると風邪や呼吸器疾患を患うという
またくよくよ鳥越苦労をする人は消化器の病気をし易くなる
という意味でしょう。
外因は風・寒・湿・操・暑の原因から病気になるという意味です。
例えば寒さからくる病気は神経痛や腰痛などがありますので外的要因
からの原因で起こる病気になります。
不内外因は飲食労捲や房事過多となりますのでいわゆる
食べ過ぎで働き過ぎなどが原因と考えられたと思います。
つまりある意味 人間は、大自然の中で生かされているのですから
起居常にして腹八分を心がけて何事にも感謝して生活すれば
健康で過ごせますよという意味があるのかもしれませんね。
鍼灸治療を受けると血液の流れがよくなってセロトニンが
分泌されますので気分がよくなり体調も良くなりますので
病気の改善や予防にもつながると思います。
2016年01月05日
4000年の歴史を持つ鍼灸医術は予防医学として
スタートしました。
それはまさに一般庶民ではなく皇帝をいかにしたら
健康で長生きしていただくかという医術だったのです。
漢方薬にも「八味地黄丸」と言う漢方処方がありますが
これは中高年の保健薬としてもちいられてました。
それこそ昔は 今みたいにレントゲンやCTやMRIなどの
検査機器はありませんでしたので、四診(望・聞・問・切)
を駆使しての治療方針を決めていたのだと思います。
顔色や艶を良く診て、声の高さや強弱を聞いて
症状を詳しく尋ねてから実際にからだを良くさわって
治療していたものと思われます。
そして何よりも予防に重きをおいて治療していたと思います。
「未病を治す」と言う言葉が使われますが 東洋医学の
原点がそこにあると思われます。ですから鍼灸治療は皆様の
病気予防にお役に立てる医術だと思う次第です。

スタートしました。
それはまさに一般庶民ではなく皇帝をいかにしたら
健康で長生きしていただくかという医術だったのです。
漢方薬にも「八味地黄丸」と言う漢方処方がありますが
これは中高年の保健薬としてもちいられてました。
それこそ昔は 今みたいにレントゲンやCTやMRIなどの
検査機器はありませんでしたので、四診(望・聞・問・切)
を駆使しての治療方針を決めていたのだと思います。
顔色や艶を良く診て、声の高さや強弱を聞いて
症状を詳しく尋ねてから実際にからだを良くさわって
治療していたものと思われます。
そして何よりも予防に重きをおいて治療していたと思います。
「未病を治す」と言う言葉が使われますが 東洋医学の
原点がそこにあると思われます。ですから鍼灸治療は皆様の
病気予防にお役に立てる医術だと思う次第です。
2015年12月22日
一般にハリは 痛みを和らげる医術だと思って
いる方が、大半だと思いますが、実際は少し違います。
人間のからだは肉体と魂(心)できていますが本来は
心の様相が(憂・悲・思・怒・笑・恐・驚=七情の伝変)
がさまざまな症状出しているように思います。
例えば肩凝りは手の合谷(ごうこく)で判断しますが

脈診をして肝虚証と見た場合にこの方はイライラと
怒り易く気の短いタイプになりますので気・血のバランス
を調整する本治法をしたら、肩にハリをすることなく
不思議と肩凝りが和らぎますので施術を受けた患者さん
もびっくりされます。つまり病む事を病体ではなく病気と
言うように人間の精神状態と大いにかかわっていると思います。
したがっていつもニコニコして心が安定している人は健康人
東洋医学では平人と呼びます。ですから鍼灸施術を受けると
身も心もすっきりしますので、病気の予防にもつながると思います。
いる方が、大半だと思いますが、実際は少し違います。
人間のからだは肉体と魂(心)できていますが本来は
心の様相が(憂・悲・思・怒・笑・恐・驚=七情の伝変)
がさまざまな症状出しているように思います。
例えば肩凝りは手の合谷(ごうこく)で判断しますが
脈診をして肝虚証と見た場合にこの方はイライラと
怒り易く気の短いタイプになりますので気・血のバランス
を調整する本治法をしたら、肩にハリをすることなく
不思議と肩凝りが和らぎますので施術を受けた患者さん
もびっくりされます。つまり病む事を病体ではなく病気と
言うように人間の精神状態と大いにかかわっていると思います。
したがっていつもニコニコして心が安定している人は健康人
東洋医学では平人と呼びます。ですから鍼灸施術を受けると
身も心もすっきりしますので、病気の予防にもつながると思います。

