2016年03月05日

東洋医学では、春は東方の木なりて、季節の脈は弦で

肝が旺気すると言われています。

そのために肝が司る目や筋肉、五志では魂になりますので

具体的な症状としてイライラしする、眠りが浅い

目が疲れる、肩がこる、腰が痛い、坐骨神経痛がでる

などの経筋病やふらつきやめまいなどの多彩な症状が

出やすくなる季節です。

鍼灸による治療は相手の顔色や眼の大きさなどを見る望診


や脈診や切診によって患者さんの状態を部分から全体を


見て証を決めて全身の気のバランスを整える施術をしますので


こちらがびっくりするような良い結果がでることもございます。


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鍼灸経絡治療はやはり長年の経験によって引き継がれてきた

素晴らしい医術だと思います。
posted by てるお鍼灸院 at 15:35 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2016年02月26日

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風邪予防のツボは、中府(ちゅうふ)と孔最(こうさい)を

乾いたタオルでこすると風邪予防になります。
posted by てるお鍼灸院 at 15:31 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

足の三里と言うツボは、胃酸の分泌を高めて

食欲を増すツボとして有名ですが、例えば

風邪をひきやすい人は中府(ちゅうふ)や孔最(こうさい)

のツボを乾布摩擦するだけで風邪の予防に役に立ちます。 14564674414890.jpg 14564674414890.jpg

この今の時期はまだまだ朝晩の気温が低く風邪を

ひきやすいので乾いたタオルなどでその周辺を

こすってみてください。風邪をひかなくなりますよ。
posted by てるお鍼灸院 at 15:22 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2016年02月24日

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梅の花が咲き始めて春の訪れを感じます

春は木の芽どきと言うように東洋医学では

春の季節の脈を弦脈としてちょうど弦楽器の上を

触ったような感じの脈と言いました。

東洋医学からみた病気の原因は「内因・外因・不内外因」と

考えました。一つには季節の変化に身体が反応すして

春には春の季節に合った体になるということでしょうか・・・。

内因は憂・悲・思・怒・笑・恐・驚と言って七情の伝変

つまり悲しみ憂い過ぎると肺を破り、思い過ぎれば脾を破る

愚痴を言ったり憂い過ぎると風邪や呼吸器疾患を患うという

またくよくよ鳥越苦労をする人は消化器の病気をし易くなる

という意味でしょう。

外因は風・寒・湿・操・暑の原因から病気になるという意味です。

例えば寒さからくる病気は神経痛や腰痛などがありますので外的要因

からの原因で起こる病気になります。

不内外因は飲食労捲や房事過多となりますのでいわゆる

食べ過ぎで働き過ぎなどが原因と考えられたと思います。

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つまりある意味 人間は、大自然の中で生かされているのですから

起居常にして腹八分を心がけて何事にも感謝して生活すれば

健康で過ごせますよという意味があるのかもしれませんね。

鍼灸治療を受けると血液の流れがよくなってセロトニンが

分泌されますので気分がよくなり体調も良くなりますので

病気の改善や予防にもつながると思います。
posted by てるお鍼灸院 at 09:55 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2016年01月05日

4000年の歴史を持つ鍼灸医術は予防医学として

スタートしました。

それはまさに一般庶民ではなく皇帝をいかにしたら

健康で長生きしていただくかという医術だったのです。

漢方薬にも「八味地黄丸」と言う漢方処方がありますが

これは中高年の保健薬としてもちいられてました。

それこそ昔は 今みたいにレントゲンやCTやMRIなどの

検査機器はありませんでしたので、四診(望・聞・問・切)

を駆使しての治療方針を決めていたのだと思います。 14507464541461.jpg

顔色や艶を良く診て、声の高さや強弱を聞いて

症状を詳しく尋ねてから実際にからだを良くさわって

治療していたものと思われます。

そして何よりも予防に重きをおいて治療していたと思います。

「未病を治す」と言う言葉が使われますが 東洋医学の

原点がそこにあると思われます。ですから鍼灸治療は皆様の

病気予防にお役に立てる医術だと思う次第です。

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posted by てるお鍼灸院 at 14:54 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年12月22日

一般にハリは 痛みを和らげる医術だと思って

いる方が、大半だと思いますが、実際は少し違います。

人間のからだは肉体と魂(心)できていますが本来は

心の様相が(憂・悲・思・怒・笑・恐・驚=七情の伝変)

がさまざまな症状出しているように思います。

例えば肩凝りは手の合谷(ごうこく)で判断しますが

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脈診をして肝虚証と見た場合にこの方はイライラと

怒り易く気の短いタイプになりますので気・血のバランス

を調整する本治法をしたら、肩にハリをすることなく

不思議と肩凝りが和らぎますので施術を受けた患者さん

もびっくりされます。つまり病む事を病体ではなく病気と

言うように人間の精神状態と大いにかかわっていると思います。

したがっていつもニコニコして心が安定している人は健康人

東洋医学では平人と呼びます。ですから鍼灸施術を受けると

身も心もすっきりしますので、病気の予防にもつながると思います。

posted by てるお鍼灸院 at 10:26 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年12月10日

望診では 患者さんの顔色や艶をみますし

目の大きさや耳の形なども合わせてみます。


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耳にはからだの色々なツボが点在していて

人間の胎児がお腹の中にいるときの状態と言われてます。

耳たぶが目の場所で上のほうが腰になります。

また足にも体の各部分のツボが表わされていて

砂利道などを歩くと刺激されますので腰痛などにも

足裏を刺激すると効果があるといわれてます。 14497143323981.jpg

また手にも以前ご紹介した「手の腰腿点」などツボが

ありますので 本当に東洋医学は面白いと思います。

先日はNHKの「アサがきた」というドラマをみていると

ヒロインのアサが身重になってつわりで苦しんでいると

鍼灸をしているシーンが流れました。
posted by てるお鍼灸院 at 11:37 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年12月07日

最近 子供のハリ小児鍼やまた認知症の方などに

使われているのがこれらの鍼になります。
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ハリと言うと殆どの皆さんは、注射針の様に刺す

と言うイメージがあると思いますが、実際は色々な

種類がありその場の状況や患者さんの状態を見て

施術いたしております。

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ですから ハリは痛い灸は熱いという思い込みは

あると思いますが擦過鍼と言ってこするだけのハリもあります。

この調気鍼というのは経絡(けいらく)上を擦ることによって

気の調整をすることになりますのでとても良い気持になって

眠たくなるような感じがしてきます。
posted by てるお鍼灸院 at 11:48 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年11月25日

三度目の正直→治療の流れパート2です。

失礼いたしました。
posted by てるお鍼灸院 at 16:32 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

タイトルに誤りがありましたので訂正しました。
posted by てるお鍼灸院 at 16:28 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは