東洋医学 鍼灸では 人のからだを上から三等分して
上焦 中焦 下焦としました。上焦は胸から上で
中焦をおなかの部分で、下焦を腰から下の部分としました。
上実下虚と言うのは、上が実していて、下が虚している状態
つまり俗に言う「冷えのぼせ」の事をさしています。
これは40代から50代の女性の方に多くホットフラッシュや
のぼせ等がこれにあたります。
本来陽気は上から下に巡り、陰気は下から上に行きますので
頭が涼しく、足が暖かい(頭寒足熱)状態を健康と見ます。
鍼灸の経絡治療では、こういうからだのアンバランスの状態を
脈診をしてやしっかり整えて健康に導いていきます。