上実下虚は 冷えのぼせのような症状と言いましたが
この様な方は 東洋医学的に診て腎虚証や肝虚証タイプ
の人が多いようですね。
実際に私が行なっております 経絡治療はまず本治法
と言って腎虚証であれば経絡上の肺経の尺沢(しゃくたく)と
腎経の陰谷(いんこく)を鍼で補います。そうすることによって
からだ全体の気のバランスが調整されて生命力が元気になります。
その後は標治法と言って一般的な局所治療を行なっています。
こういった治療をしていくことにより自然治癒力や
免疫力がアップしてからだの状態が改善していきます。
ほんと東洋医学というのは、不思議で面白い医学だと思います。