2015年09月28日

この2〜3日夏に逆戻りしたような暑さが続いています。

台風の影響でフェーン現象が起きているのでしょうか・・・?


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女性の方の代表的な更年期障害の症状の一つに

ホット・フラッシュがありますが これはいわゆる

顔がカーットのぼせると言うかほてる現象ですね。

東洋医学 鍼灸では逆気すると言いましていわゆる

腎が虚すると良くありがちな症状になってきます。

本来人間の陰陽の気は、陽が上から下に下りて、陰は下から上に

上りて頭寒足熱の状態になりますが、これがうまくいかずに

上実下虚(じょうじつかきょ)の状態になります。

足が冷えて顔がほてる、のぼせる症状になります。

この場合脈診 腹診等をして証を決めて本治法に入ります。

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2015年09月14日

今朝は16度で日中は28度と言う予報でした。

朝から30分程歩いたのですが、さすがに今日はひんやり 14422145699460.jpg

この時期は極端に言うと午前中は長袖 昼間は半袖

夜は長袖というくらいにしても良いと思います。

過労や寝冷えによって風邪やインフルエンザ等にも

かかりやすくなります。

我々人間も動物ですから四季の変化に対応するために

身体の自律神経の調整や恒常性維持機能があると思います。 14422150607511.jpg

ところがいまはインドアはクーラーの中でのお仕事や

冬は暖房というのが 当たり前の時代になりましたので

体調を壊してしまう場合もありますので養生が必要です。

東洋医学 鍼灸の経絡治療は脈診等によって身体の

陰陽・虚実・寒熱などのバランスをとることによって

自然治癒力をアップさせてくれますので本当にからだの

病気予防につながるものとなると確信しています。

いまや病気をしていろいろ治療するよりもできるだけ

病気をしないための健康創りが大切になってきます。
posted by てるお鍼灸院 at 16:29 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年09月01日

経絡治療はすべての疾病を経絡の虚実状態

として把握して それを主に鍼灸を用いて補寫し

治療に導く伝統医学と言われていますが・・・・。

実際に四診(望・聞・問・切)をしてから

例えばその方の証に合わせて本治法(陰陽のバランスをとる鍼)

をするとお腹の状態や肩の具合が不思議と一瞬で緊張がほぐれて

それだけでとても心身ともにリフレッシュしたような状態

になります。いわゆる生命力が復活したような状態になります。

これは治療を受けて見られた方はお分かりになると思いますが

まさに 気が集まってきたように感じると思います。

脈の状態も非常にまろやかというか やわらかい感じになります。

それこそが自然治癒力がアップしている証だと思います。


posted by てるお鍼灸院 at 15:17 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年08月20日

私の家内は市役所の横で調剤薬局をしておりますが

昨日は帰ってくるなり「目が開かない位に疲れているので

夕食の支度ができない」と言うので6時半から鍼灸治療をしてあげたら 

途端に元気になって夕食を作ってくれました。彼女の場合は

「肝虚陽虚寒証(かんきょようきょかんしょう)」という

証で本治法を行ないますが、こういうタイプの人は

割と陽気が飛んで疲れやすいのが特徴です。

鍼灸治療は陰陽の気のバランスをとると言われてます

ので改めて鍼灸のすばらしさを実感したしだいです。 14400610050580.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 17:59 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年08月03日

いよいよ 八月に入り毎日暑い日が続いてます。

さて夏になると熱中症で○○人運ばれたと言うニュース

を毎日耳にしない日はないくらいです。 14385786726330.jpg

私の鍼灸院は18銀行福田支店の前になりますので

それこそ毎日救急車の通らない日はないくらい頻繁に

通ります。ちょうど有喜線や高木方面、小野からの

アクセスが本明川大橋を経由できるようになったからでしょう。

ところで日本人の平均寿命は女性が世界一 男は三位タイになりました。
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ところが健康寿命は男女とも平均寿命(女86才・男80才)から10才

ほど引きますから女は76才 男は70才ほどになるそうです。

東洋医学では夏の脈を洪脈と言って夏は心臓や脳卒中などに

注意が必要になります。夏の養生法としては日常生活において

○水分をこまめにとる○ 食事はビタミンB群うなぎや豚肉

そしてにんにくや野菜を心がけて摂取する。○ 風呂は、シャワーだけ

ではなく ぬるま湯にみぞおちから下をつかる。○クーラーは適度な調整

が必要になると思います。
posted by てるお鍼灸院 at 14:40 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年07月17日

「東洋医学は病気を治すのではなく病人を治す」と

言われたのは有名な話ですが、例えば風邪の場合

漢方薬では、同じ風邪でもその人の症状や状態によって

葛根湯、麻黄湯、桂枝湯や小青龍湯など使い分けます。

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鍼灸の場合でもまず治療する人の症状と病態を

把握して「難経69難」に記載されている治療原則を

踏まえてその人の証に基づき治療をしていきます。

ここに「東洋医学は、病人を治す」と言うことになると思います。

あくま患者さんの情報を収集してそのときの状態に応じて

治療していくのが東洋医学の考え方だと思います。 14370980963531.jpg

これからも出会いによる「一期一会」の精神で念を入れて

皆様の健康創りに微力ながら寄与したいと考えています。

電話やインターネットでのお尋ねもお気軽におっしゃってください。
posted by てるお鍼灸院 at 11:00 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年07月07日

上実下虚は 冷えのぼせのような症状と言いましたが

この様な方は 東洋医学的に診て腎虚証や肝虚証タイプ

の人が多いようですね。 14340932413130.jpg

実際に私が行なっております 経絡治療はまず本治法

と言って腎虚証であれば経絡上の肺経の尺沢(しゃくたく)と

腎経の陰谷(いんこく)を鍼で補います。そうすることによって

からだ全体の気のバランスが調整されて生命力が元気になります。

その後は標治法と言って一般的な局所治療を行なっています。

こういった治療をしていくことにより自然治癒力や

免疫力がアップしてからだの状態が改善していきます。

ほんと東洋医学というのは、不思議で面白い医学だと思います。
posted by てるお鍼灸院 at 14:05 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年07月06日

東洋医学 鍼灸では 人のからだを上から三等分して

上焦 中焦 下焦としました。上焦は胸から上で

中焦をおなかの部分で、下焦を腰から下の部分としました。 14361688539550.jpg

上実下虚と言うのは、上が実していて、下が虚している状態

つまり俗に言う「冷えのぼせ」の事をさしています。

これは40代から50代の女性の方に多くホットフラッシュや

のぼせ等がこれにあたります。

本来陽気は上から下に巡り、陰気は下から上に行きますので

頭が涼しく、足が暖かい(頭寒足熱)状態を健康と見ます。

鍼灸の経絡治療では、こういうからだのアンバランスの状態を

脈診をしてやしっかり整えて健康に導いていきます。

posted by てるお鍼灸院 at 17:05 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年06月24日

最近は 諫早病院や大村のなどの総合病院はDrの紹介状

がないと行かれなくなりましたが、それでもいつ行っても満員ですね。

最近は確かに高齢社会になり、今日は内科、明日は眼科明後日は

耳鼻科と病院通いをされる方も珍しくはないかと思います。 14351288608210.jpg

私が行なっている鍼灸治療の歴史を振り返ると

治療の目的は「いかに健康で長生きさせるか?」かが始まりだったと

言われています。それも最初は一般人ではなく王様やお后様が

対象だったと古い本に書かれています。それこそ昔は今みたいに

検査機器や何もなかった時代ですから 漢方医や鍼灸師が

病気をみたら、まず生きる病気か死ぬ病気かを四診や脈診などで

判断していたそうです。従って未病を治すと言うのは

病が進行するのを予測して治療をしていたと言われています。

これからの時代は病気になって病院にいくよりも

病気になりにくい身体創りが大切になってくると思います。

そこに鍼灸治療が、痛みだけではなく、健康管理のお手伝い

いわゆる養生法としてお役に立っていければよいと思います。
posted by てるお鍼灸院 at 16:15 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2015年06月12日

この言葉は我々の生きている森羅万象の法則で

一日の中の朝になると太陽が昇り、夜が来ると日が沈む

という、いわゆる日没のことにもなると思います。

今の季節は夏で季節の脈も洪脈で微洪の脈状が平脈

つまり健康の脈といわれています。


東洋医学の考え方に「人は天地陰陽の法則に従えば生き

逆すれば死ぬことになる」という文章が出てきます。

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つまり今の時期に起居常にして生活をしてバランスの良い

ものを食べて養生すれば健康に過ごせるという意味でしょうか・・・?

ですから夏なのに冬の沈んだような脈状をしているのは良くないと言う

意味になるかと思います。

人の身体は前面が陰で背中の方が陽と言われています。

そして陽の気は上から下に巡り陰気は下から上に上り

陰陽のバランスをとって頭寒足という健康状態を

保っていますが、更年期障害等から来るホットフラッシュは

自律神経の乱れからか顔がのぼせて足が冷たくなっています。

私の行なっている経絡治療(けいらくちりょう)は

六部定位脈診によって内臓の気のバランスを鍼灸を用いて

補寫して治療に導く伝統医術といわれています。
posted by てるお鍼灸院 at 18:17 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは