2021年03月05日
春の3か月を発陳とも言って冬の間に隠れていたものが
芽を出し活動的になる時期で陽気も多くなると言われていますが
春は五行説で木 肝が旺気する季節でも有り人の脈は弦脈になります。
いわゆる肝が虚すると目・肩・腰などに症状が出やすくなり、経筋病と言って
筋肉が筋張りやすくなり、イライラして不眠症になったり、眼精疲労や
倦怠感でなんとなく疲れやすくなったりすることもあります。
鍼灸治療では肝虚証として経絡(けいらく)上の肝経と腎経を補います。
東洋医学では肝は血を蔵すといわれているので血虚の状態になります。
適当に運動して陽気を発散させるのもよいと思います。
また酢の物や緑黄色野菜をしっかり取ることも大切です。
これは堤鍼(ていしん)と言って刺さないはりになります。
からだのツボに軽く当てるだけで不思議な効果も表れますので
小さい子供さんや赤ちゃんにも使えるものになります。
芽を出し活動的になる時期で陽気も多くなると言われていますが
春は五行説で木 肝が旺気する季節でも有り人の脈は弦脈になります。
いわゆる肝が虚すると目・肩・腰などに症状が出やすくなり、経筋病と言って
筋肉が筋張りやすくなり、イライラして不眠症になったり、眼精疲労や
倦怠感でなんとなく疲れやすくなったりすることもあります。
鍼灸治療では肝虚証として経絡(けいらく)上の肝経と腎経を補います。
東洋医学では肝は血を蔵すといわれているので血虚の状態になります。
適当に運動して陽気を発散させるのもよいと思います。
また酢の物や緑黄色野菜をしっかり取ることも大切です。
これは堤鍼(ていしん)と言って刺さないはりになります。
からだのツボに軽く当てるだけで不思議な効果も表れますので
小さい子供さんや赤ちゃんにも使えるものになります。
2021年02月23日
2021年02月12日
昔は人生50年と言われた時代もありましたが今は男女とも長生きになりました。
東洋医学では「腎虚」と申しますが、言ってみればこれは先天の元気が弱る事でしょうか?
先天の元気とは生まれるときにもらう生命力とも言えると思いますが、生まれてからは
食べてからもらうエネルギーで後天の元気といいます。では先天の元気の虚(腎虚)の
その症状は色々ありますが耳鳴り、難聴、顔のむくみや口渇、のぼせや
腰痛、神経痛、尿の出がスッキリしない、ぐったり疲れて元気がない
恐がりで、驚きやすくなるなどの症状が出やすくなります。
その対策としては腎を補う食べもの黒色の食べもの(のり、ワカメ、ひじきなど)
をとることや経絡状の腎経のツボ湧泉や復溜など指圧したりお灸も良いです。
漢方薬は八味地黄丸か血圧の高い人は六味丸などを保健薬として飲むのも良いです。
誰でも1年1年 年を取りますので、病院の薬を飲みながらでも
これからは元気で長生きするためには予防が大切になってくると思います。
もちろん私が行っております鍼灸経絡治療(けいらくちりょう)は予防を兼ねた
治療になりますのでおすすめします。
2021年02月08日
冷え症の方は、是非ともお試し下さい。
三陰交は内踝から3寸で一差し指から小指の長さです。
復溜は人差し指から薬指までの長さにあります。
そのツボにせんねんきゅうや棒灸などが効果的です。
三陰交は内踝から3寸で一差し指から小指の長さです。
復溜は人差し指から薬指までの長さにあります。
そのツボにせんねんきゅうや棒灸などが効果的です。
2021年01月16日
東洋医学は病気を診ないで病人を診ると言われてきました。
現代医学は血液検査による数字やがCTやMRIなどに寄る画像診断方法が主になる思います。
4000年の歴史を持つ東洋医学は今のような検査機器がありませんでしたので
人の顔色や艶を見る事によって例えば青色の人は肝臓や赤い人は心臓の疾患を疑い
腹診(へそを中心にして心、肝、腎、肺などの圧痛を診る方法)や
脈診(左右の手首の脈を見比べてその脈の状態を診る方法)によって確めたりまた
その人の声を聞いて高い声か低い声かをきいたり、また臭いをかいで
どんな臭いがするかを例えば生臭いとか香ばしいとかの状態の時はどんな病があるか
を五臓六腑の状態を判断していたと言われてます。そして当然詳しく問診も
していたと思われます。良く韓流ドラマでも見られるシーンですね。
これを望聞問切と言って診断方法で四診と言われてます。
当然今のような検査機器がなかったので先ずは四診によって生きる病気か
死ぬ病気かを判断したと言われてます。これはある意味 人の気の状態を診ていたと思います
一方 健康な人を「平人」と言って季節の変化に応じた脈の状態
春は弦脈夏は洪脈秋は毛脈冬は石脈といって沈んでる脈の状態をしてる人を言いました。
ですからそこには当然 昔ながらの健康法がありました。
例えば腎虚の人は黒い食べもの(黒豆、黒ごま、ひじき、ワカメなど)食べたり
肝虚の人は緑黄色野菜や酢の物を食べるようにするなどを推奨していました。
漢方薬で八味丸という薬がありますが、この薬はもともと中高年の保健薬とされてました
ので予防薬とも言えますし葛根湯は風邪の初期の治療薬だと言えます。
現代でも色々な健康法が言われてますが、東洋医学は自然に生かされる医学と思います。
人それぞれ様々な生活様式の中でその人なりの健康法があると思いますが、
感謝を忘れず毎日を出来るだけ楽しく生きられれば良いと無思います。
基本は快食 快眠 快便プラス気持の持ちようが大切になるかもしれませんね。
2021年01月06日
2020年12月22日
2020年12月18日
からだには361のツボがあると言われてます。そのツボは14の経絡(けいらく)の
上にあります。そしてそのツボはすべて我々の五臓六腑と関連があります。
それらのツボを刺激しますと白血球が集まり血流がよくなります。
例えば足の内踝の上にある三陰交は逆子を治すし、冷え症にも効果があります。
また足の裏にある失眠と言うツボは不眠症に効くツボで、頭のてっぺんの百会は
痔の人に効果を表しますので本当に不思議な働きがあります。
国の厚生労働省が認めている鍼灸による病気の適応症も幅広くございます。
鍼灸は医術になりますのでやはり施術の仕方や経験などによっても
違ってきますが、経絡のバランスをとってからハリをするやり方は
本当に驚くような効果を表すこともございます。