東洋医学は「治 未病」という言葉がありますが
自覚症状がない病を治すということですが、昔は
四診(望、聞 問 切)によってからだの状態を
診ることによって病みかけている人や 病む前の人を
治していたということです。いわゆる顔色やつやをみて
声(強弱や声の高さなど)の状態を聞いたり、臭いを
嗅いだり(例えば肺がんの人は生臭い)問診をしたり
脈診(脈の状態で例えば沈弦の脈は腰痛のある人とか
沈数沈んで早い脈は下痢してるなどなど)をすることに
よって病の状態を察知してました。
これは韓流ドラマの馬医やチャングムの誓いなどの中でも
見ることがあったとおもいますが病気の予後もしっかりと
診ていました。人が亡くなる前に表す七死の脈で生死を
みていたといわれてます。屋漏の脈,沸ふつの脈など
7種類の脈も診ていました。
従って東洋医学はある意味予防医学だと言えると思います。