2022年01月31日
2022年01月12日
2021年12月25日
2021年12月18日
2021年12月15日

鍼灸院を開業したのが昭和50年の5月でした。
あれから46年たちますが、いろいろな経験
させてもらいました。自分でも一番驚いたのは
〇 逆子がきれいに返ったこと
〇 妊婦のつわりがすぐに良くなったこと
〇 ぎっくり腰が2〜3日でよくなったこと
です。何か神秘的な不思議な体験でした

鍼灸は言ってみればはりともぐさだけの医術
なので自然療法と言えるかもしれません。
私もまだまだ未熟で生涯勉強だと思いますが
今まで多くの方との゜ご縁で施術させてもらいました。
「人が季節の変化に合ってるか?」ちか
色や臭い、人の声の強弱や脈の状態から病を
診るというのも独特な鍼灸医学の五行説からくる
考え方になります。

これからもご縁のある方が笑顔になれる
様に研鑽してまいりたいと思います
2021年12月03日
2021年11月21日

これにつきましては小児から大人までと年齢に
よって違いがあるのと症状や既往歴などによって
変わってまいりますが、ざっくり申し上げますと
大人の場合でぎっくり腰など急性疾患の場合は
人によって違いますが早い人で3回でよくなります。
ところが慢性の腰痛や座骨神経痛などは14〜15回ほど
かかる人もおられますが、あくまで患者さんの仕事や
生活習慣などによって無理をされて長引く場合もございます。
皆様の中にはハリは一発で治ると思っておられる人も
おられますが、稀に1〜2回で回復する人もおられますが
あくまで患者さんのその時の状況によって違いますし
その方の養生の仕方(睡眠、食事、日常生活など)によっても
色々と変わります。
東洋医学はあくまでいかにしたら元気で長生きできるか
と言われる予防医学が原点だとおもいますので
鍼灸医学も大切な養生法の一つになると思います。
当院に来られてる患者さんは体のメンテナンスに
来ていらっしゃる方もおられますので結構長く
10年以上の方も何人かいらっしゃいます。
深いご縁を感じております。

2021年11月15日
2021年11月06日
2021年10月28日

この本は難経と言っておよそ3000年以上前に書かれた
鍼灸治療のバイブルだと思いますが、漢文は難しく
なかなか読めないので、解説書で勉強しています。

この難経は1難から81難まで鍼灸治療の仕方を詳しく
書かれていて臨床の立場からとて重要な治療法則になります。
中でも難経69難は「虚するものはその母を補い実するものは
その子を寫せ」と述べられていますが、鍼灸経絡治療において
代表的な治療法則が述べられています。
人間のからだには14の経絡とその上に361のツボが
ありますが、14の経絡はすべて我々の五臓六腑に関係してる
で足から始まる経絡が6本と手から始まるのが6本と
からだの正中線と背中にそれぞれ2本で14の経絡になります。
わかりやすくいうと経絡はJRの各線でツボは駅になります。
例えば足の厥陰肝経は肝臓に関係してる経絡ということに
なりますので、望診(顔色や艶をみる)や聞診(声の強弱や高さを聞く)
また人の臭いをかぐたとえば(肺の弱ってる人は生臭い)
問診(主訴や症状を尋ねて食欲、睡眠、大便などを聞く)

そして脈診(両方の手首の脈の状態を診る)や切診(経絡の部分を触診)
そして経絡の虚実状態を把握して主に鍼灸を用いて治療に
導く伝統医術になります。

私は、鍼灸をはじめて40年以上たちますが
東洋医学は奥が深い自然医学だと思いますので
まだまだ未熟者で研鑽していかないと・・・と思ってます。
やはり生涯学習ですね!(^^)!