2022年02月04日

陽極まれば陰となり、陰極まれば陽となる

これは東洋医学の中に出てくる言葉ですが、

大自然の森羅万象を表したことばで、まさに

太陽が東から昇り陽となり、日没で日が沈むと

陰となりますし、季節も春(陽)→夏→秋→冬(陰)

この陰陽の考え方は東洋医学独特のものです。

例えば風邪など冷えて寒さを感じると(悪寒)

熱が出て,肺炎を起こすこともあることから

まさに陰から陽になる現象と捉えることができます。

このことは虚→実になる意味でもあると思います。

鍼灸治療でも経絡に虚が発生してそれが熱を持ち

虚熱になって症状を表すというのが定説です。
posted by てるお鍼灸院 at 16:23 | ◆ 鍼灸治療とは