2014年01月07日

東洋医学の鍼灸治療は4000年の歴史があると言われてますが

昔は今みたいに CTやMRI 血液検査などがなかった時代です。

まずこの病気が治るものか治らない病気かを見分けることから

はじまったと言われています。では実際にどの様に診察して

いたかと言いますといわゆる四診法を基本にして診断してきました。

この四診法は 望・聞・問・切(ぼう・ぶん・もん・せつ)です。

望は望診→人の顔色やつや目、耳、鼻などの形や大きさなどをじっくりと見る

聞は聞診→人の声の強弱や低い声から高い声などを聞き臭いをかぐこと

問は問診→いわゆる既往歴や 主訴 体の症状など詳しく聞くこと

切は切診→腹診や背診などと共に左右両手の脈を同時にと診ることです

特にこの脈診によって 体の内臓の気のバランス状態をしっかりと把握して

証をたてて治療していく方法です。


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posted by てるお鍼灸院 at 14:01 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

2013年08月27日

鍼灸療法は漢方薬と同様に中国四千年の歴史と伝統を持つ東洋医学で、自然の原則にもとづいた治療法です。

これらの医学は、はじめ皇帝を守るための予防医学としてスタートしました。
私が行っております「経絡治療(けいらくちりょう)」は中国や日本でも継承されてきた鍼灸の代表的な治療法です。
天地・大自然の気をもらいに生かされている我々の体も春夏秋冬、季節の気に合わせて変化していると言われてます。

この「経絡治療」は人間の体の中の気を調整する治療法で、すなわち「五臓六腑」の気を脈診と腹診、背診(切診)にもとづいて窺い、陰・陽・虚・実の「気のバランス」を整えることによって、われわれ自身が本来持っている「自然治癒力」を引き出し、免疫力を高めていくための治療法です。

急性疾患の場合は、できるだけ間隔をつめてでも受診されることをお勧めしますが、通常の一般的な症状の場合は週に1〜2回くらいのペースで治療を受けられるようにして、慢性の疾患の場合は、根気よく受診されることをお勧めします。
また回復しても月に1〜3回程治療を受けると病気の予防になります。
まさに「予防に勝る治療なし」だと思います。
治療を受けることによってからだのコンディション(体調)が良くなり、免疫力があがります。
posted by てるお鍼灸院 at 16:50 | Comment(0) | ◆ 鍼灸治療とは

1990年11月19日

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朝晩急に寒くなりました

軽い風邪症状があって空咳と痰

があったので自分で自分の体に

尺沢、三陰交、中府、足三里、合谷などに

施術しましたら不思議と症状が改善しました。
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改めて東洋医学のツボの効果を体感しました

以前大御所の先生から「自分のからだは

自分で治しなさい」と言われたことが

ありましたので良かったです。

ツボにも急性期に使う郤穴や慢性の時

に使う絡穴などありますので面白い。

ツボは内臓体壁反射点と言われますので

症状によっては驚くような効果や反応が

表れることがございます。

鍼灸師になることができて良かったと思います。
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posted by てるお鍼灸院 at 14:39 | ◆ 鍼灸治療とは

1990年03月02日

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3月に入りこの暖かさにつられて我が家の

梅の木につぼみや花が咲くようになりました

このような急な気温の変化で体調をくづしてる

人もおられるかもしれません。

私が行ってる鍼灸経絡治療は例えば腰や膝が

痛いと言う場合に単に腰や膝にハリをするのではなく

四診(望診・聞診・問診・切診)をして本治法を行います。

この本治法とは家で言えば柱ですので治療を受ける

人のまず生命力をアップさせる根本治療になります。

この本治法によって不思議と腰や膝に触れないのに

瞬時にからだ全体が軽くなることが良くあります

そして腰や膝あるいは肩などに局所治療を施します

のでこれを標治法といいます。この治療法によって

本来誰でも持っている自然治癒力や免疫力が高められて

治療本来の効果を発揮しますのでそれが鍼灸経絡治療の

大きな魅力だと考えております。

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posted by てるお鍼灸院 at 15:18 | ◆ 鍼灸治療とは