2019年11月13日

人間にはだれでも五臓六腑に関係する

14本の経絡(けいらく)が存在します。

このことはNHKのテレビでも紹介されましたが

からだの不調は経絡のアンバランスによって

起きてることから、例えば肩こりであれ腰痛でも

経絡のバランスを整える本知法を行うと不思議に

肩の凝りや腰痛が患部に触っていないのに楽に

なったといわれますし、筋肉の緊張がほぐれます。

これには自分も施術しながら驚きます。

人にはだれでも自分で自分のからだを治す

自然治癒力があるものと思います。

暦の上では立冬を過ぎて朝晩寒くなりました

こういう時は季節の脈で石脈(せきみゃく)と

言って沈んだ脈を打ちますが、この時期に

浮いた脈をしてる人は何らかの原因で体調不良

と思われます。ですから鍼灸治療は季節に合わせた

自然医学だと思います。 14774640155870.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 09:46 | ◆ 鍼灸治療とは

2019年11月08日

15731758602850.jpg
11月にはいり最近の朝の気温が10度前後で

日中は20度くらいですので過ごしやすい季節ですね。

ただ朝晩の気温の差が10度位ありますので油断すると

風邪をひいたり体調を崩すこともあると思います。小生

11月の3〜4日に沖縄に行ってきましたが沖縄は27度で

殆どの人が半袖でしたが、帰ってきたら少し風邪ひきました。

今年もインフルエンザが気になりますが、予防のツボは

中府、孔最、風門のツボを乾いたタオルで乾布摩擦を

すると良いと思います。胸のところと手のひら側の

肘から下の部分と背中の上の方を擦ると良いです。

良ければ是非一度お試し下さい。

15716421764060.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 10:45 | ◆ 鍼灸治療とは

2019年11月05日

15729135186840.jpg

ツボの写真 合谷のツボに足の三里の写真を

載せましたので訂正します。
posted by てるお鍼灸院 at 09:35 | ◆ 鍼灸治療とは

15729107840710.jpg

今日(11/5日)の長崎新聞にお灸の記事が載りました。

江戸時代にはおきゅうをすえて旅をしていた事が

松尾芭蕉の「奥の細道」でも紹介されていたツボは

足の三里は大変に有名なつぼですが
15729118387130.jpg

主に胃の働きを助けて消化器官を元気にします。

また合谷(ごうこく)というツボは肩こりやストレス

血圧降下などの働きがありますのでお尋ねください。
15729118387130.jpg

おきゅうは血流改善の効果がありますので

自宅でも気軽に行うと良いと思います。
posted by てるお鍼灸院 at 09:28 | ◆ 鍼灸治療とは

2019年10月19日

15628031364750.jpg

経絡治療(けいらくちりょう)は中国40000年の

集大成だと思います。なぜならからだ全身を

巡る五臓六腑に関係のある14の経絡のバランス

を取ることが病気の予防や治療に役立つからてす。
15704267266010.jpg

病気の原因として外因(風、寒、湿、操、熱)と

内因(怒、喜、憂、思、悲、恐、驚)が五臓六腑を

司る経絡に変動が起こり、からだのバランスが

崩れて病気になると思います。それともう一つは

飲食労倦いわゆる食べ過ぎ飲み過ぎと房事過多

も原因の中に入ります。昔はハリ灸治療はいかにしたら

健康で長生き出来るかを一番の目的として行われていた

そうです。それは皇帝陛下をはじめとして予防医学

つまり未病が中心だったと言われています。

今日まで受け継がれてきた鍼灸は人の健康を守る

優れた自然医学だと思います。

posted by てるお鍼灸院 at 09:40 | ◆ 鍼灸治療とは

2019年10月07日

15704267266010.jpg

本日も初めての患者さんが五十肩で治療に

来られましたが、先ず痛い場所を確認したら

脈診と腹診で東洋医学的にどこの経絡に虚実

があるかを調べてから、肩のいたい場所だけでなく

本治法によって全身治療を行います。

15704267266010.jpg

その後9月の後半から風邪をひいて長引いてる

女性の患者さんが見えられてまだなんとなく

すっきりしないと言われるので脈診すると風邪の

後期によく見られる肝虚証でしたので、目の疲れや

不眠などを尋ねると昨日は眠りが悪く1時間おきに

目が覚めるようで眠れなかったと言われました。

また目が疲れやすく、涙がでると言われました。

これは典型的な肝虚証で肩も左が痛いそうです。

本治法で脈を整えると全体的にバランスがとれて

すっきりされました。治療時間は大体1時間ほどです。

ですから例えば肩や腰の局所であっても必ず全身を

治療させていただいております。
15616072529952.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 15:00 | ◆ 鍼灸治療とは

2019年09月13日

15683371805661.jpg

最近はスマホの使いすぎや仕事上のパソコン

などから目の症状を訴える方が増えてます。

写真のツボは目の周りにある代表的なツボ

ですけど。これらのツボを指で指圧するだけで

結構すっきりして効果が現われます。

東洋医学では見過ぎると肝を破るという

言葉が残ってますが、目は肝が司ってます。

疲れやすい人は是非お試し下さい。
posted by てるお鍼灸院 at 10:20 | ◆ 鍼灸治療とは

2019年09月07日

15678310942980.jpg

東洋医学で腎虚と申しますのは単純に

腰から下が弱る事だと言われてますが

腎虚の症状としては腰痛、膝の痛み、頻尿

精力減退、耳鳴り、難聴、白内障など多彩です。

このツボは復溜(ふくりゅう)といいます。足の

うちくるぶしから2寸(人差し指〜薬指までの長さ)

になります。今このツボにパイオネックス(円皮鍼)を

貼ってる写真になります。
15678319531401.jpg

きれいなあしではなく申し訳ありませんが、このツボは

足が冷える人にも有効です。東洋医学で言う腎とは

先天の精として人が持つ生命力とも言えると思います。

日頃トイレが近くて夜中に何度も起きる方にも有効な

ツボになりますのでせんねん灸などで暖めるのも良いです。
posted by てるお鍼灸院 at 14:00 | ◆ 鍼灸治療とは

2019年07月31日

15645392002720.jpg

腰の痛い人は結構楽になります。

このツボは手の腰腿点と言います。

手に腰のツボ面白いと思いますがツボは

意外なところにあります。
posted by てるお鍼灸院 at 11:20 | ◆ 鍼灸治療とは

2019年07月11日

15628031364750.jpg

東洋医学鍼灸の四診の中に脈診(切診)が

あります。これは左右両方の脈を同時に診る

事によって五臓六腑の気血や陰陽を探ります。

我々人間は自然の中で生かされてる存在ですから

季節の変化に応じて脈の状態もかわります。

春は弦脈、夏は洪脈 秋は毛脈 冬は石脈を

うちます。これはからだも季節の変化に応じて

変ると言うことでしょうか?今は夏ですから陽気が

盛んですから洪脈の脈状を打つ人は健康ですが

この時期に冬の脈石脈(沈んだ脈)をうつ人は

身体に何らかの異常があるかもしれません。

実際に脈の種類は7表八裏九動の脈で二四種類

あると言われています。例えば沈弦の脈状の人は

腰が痛いとか、濇脈の人は風邪をひいてるとか

診ていきますが、西洋医学では考えられない診察法

ですね。

15615265116940.jpg

からだを四診によってみていく東洋医学は本当に

面白く自然医学だと思います。 14315649229850.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 09:40 | ◆ 鍼灸治療とは