2018年10月19日
2018年10月12日
2018年09月20日
2018年09月18日
2018年09月09日
東洋医学鍼灸はあらゆる病気の原因を
「精気の虚」によって起きると考えてます。
精気とは肝、脾、肺、腎などに宿る気の
精微なるもので先天の気の元になるもの
と言われてます。例えば鼻の蓄膿症の
場合を例にとりますと、膿を取り除くだけ
では、また膿が溜まりやすくなるので
いわゆる化膿機転を治さないと根治しません
そのために鍼灸によって肺と脾の精気を補う
事で化膿しにくくなる身体にしていくことが
治療の大きな目的になると思います。これが
いわゆる本治法と言うことになります。
頭痛でも痛いときに鎮痛剤を飲めば痛みは楽になりますが
その痛みがどこから来ているのかを診てその原因
をつかんで関連している精気の虚を補うことが
本治法で、痛みを和らげるツボ経渠(けいきょ)
などに鍼をすることを標治法と言います。
でも我々人間は誰でも早寝早起きをして腹八分目
を守り心も安定していつも聖人君子のような生活を
している方は少ないと思います。
ですから病気をしない予防とか病気をしても
今以上に悪くならないようにしていくときに
鍼灸経絡治療がその威力を発揮すると思います。
もちろん世の中には難しい国が認める難病も
ありますので、すべて鍼灸経絡治療が病気を
治すとは言いませんが、身体全体のバランスを
脈診や腹診などで証を決めて精気の虚を補う治療
は、病気の予防医学にもお役に立てると思います。
昨日も家内が薬局から帰ってくるなり「つかれた」
「ぐったり疲れた」というものですから脈を診たら
腎虚証だったので腎の精気を補う鍼をしたら本当に
元気になってくれましたので良かったと思います。
2018年08月21日
2018年07月25日
東洋医学鍼灸や漢方は4000年も続いています。
そのルーツを探れば人のからだを脈診、腹診
舌診を通じて先ず患者が生きる病気か死ぬ病気かを
見分けて、生きる病気ならどうしたら生きるかを考え
治療してきたと言われています。さらに一歩進んで
いかにしたらこの自然界で生きるための知恵と
予防のための方法(いかにしたら健康で長生き出来るか?)
を研究してきたのだと思います。皆さんの多くの人は
鍼灸と言うと痛みや凝りをとるための治療だと思って
おられると存じます。今の時代のように血液検査やCTや
MRIのような物が何もなかった時代に市民のの医療として
活躍してきました。
江戸時代の句に「健康で長生きしたければ三里穴に
けむり絶やすな」というのがあります。足の三里は
胃液の分泌を盛んにして食欲不振や水あたりや食中毒
を防ぐ効果が科学的に証明されてますので、今みたいに
水道局がない昔は宿場が変ると水が変って水あたり
しやすい状況でした。ですから足の三里にお灸をしたら
胃腸がしっかりして後天の気を元気にしたと思います。
ですからまさに鍼灸はからだの守り神だったかもしれません。
そのルーツを探れば人のからだを脈診、腹診
舌診を通じて先ず患者が生きる病気か死ぬ病気かを
見分けて、生きる病気ならどうしたら生きるかを考え
治療してきたと言われています。さらに一歩進んで
いかにしたらこの自然界で生きるための知恵と
予防のための方法(いかにしたら健康で長生き出来るか?)
を研究してきたのだと思います。皆さんの多くの人は
鍼灸と言うと痛みや凝りをとるための治療だと思って
おられると存じます。今の時代のように血液検査やCTや
MRIのような物が何もなかった時代に市民のの医療として
活躍してきました。
江戸時代の句に「健康で長生きしたければ三里穴に
けむり絶やすな」というのがあります。足の三里は
胃液の分泌を盛んにして食欲不振や水あたりや食中毒
を防ぐ効果が科学的に証明されてますので、今みたいに
水道局がない昔は宿場が変ると水が変って水あたり
しやすい状況でした。ですから足の三里にお灸をしたら
胃腸がしっかりして後天の気を元気にしたと思います。
ですからまさに鍼灸はからだの守り神だったかもしれません。
2018年07月20日
2018年06月18日
東洋医学 鍼灸は人が大自然のなかでいかに
生かされているかを脈を診てからだが春夏秋冬
季節の脈になっているかや顔色や肌の色をみて
健康度をチェックしたり、人の感情や心の状態が
どのように身体に影響を現わすかなどを調べてきて
病気の原因や治療法を長年にわたって研究してきたのだと
思います。例えば「陰極まりて陽となり、陽極まりて
陰となる」ことは自然界の日没を指していて、これは
「身体が冷えて熱が出る」の例えにも言えます。
つまり自然界に生かされている動物は
すべて自然の法則に従って生きて健康になる。
言わば4000年の様々な経験からツボが生まれ
石器時代の石がハリになって枯れ草がお灸になって
人々の病気を経験的にハリとお灸で治してきたと思います。
目には見えない気・血を調整することによって
健康を維持してきたのだと考えます。漢方薬も
薬草の組み合わせさじ加減から処方が出来てきました
昔から人が生まれるときは潮の満つる時で
亡くなるときは引き潮と言われるのも不思議な
現象だと思います。今や西洋医学が発達して東洋医学は
地味ですが、これだけ続いてきたのは訳があるとおもいます。