人のからだの状態は意外と脈にあらわれます。
例えば今の季節は立冬を過ぎて晩秋の季節ですが
寒くなると脈はおのずと沈んだ脈になりますし
春になると弦脈と言って弦楽器の上に触れた様な
脈になりますので健康な人の脈は季節の変化に応じた脈に
なります。ところが冬に夏の脈(洪脈)をうってれば
何か身体に異常な事が起きているサインとも考えます。
このように脈の種類は24種類あると言われています。
4000年の中で経験的に亡くなる前の脈が7種類あります。
私も今までに自分の祖母と母の死脈を診れたと思います。
それは屋漏の脈と魚翔の脈という脈だったと思います。
鍼灸経絡治療で脈を診てそのバランスを整えると不思議に
例えば肩こりが肩に触らなくてもすっーととれてしまいます。
ですから本当にこちらもびっくりしてしまいます。
脈を診ることによって腰が痛い人、風邪をひいてる
胃腸が弱ってるなどが分かるようになってきました。
まさに東洋医学の不思議さと面白いところだと思います。