2021年11月30日
2021年10月16日
2021年10月07日
2021年08月27日
2021年08月24日
2020年12月12日
東洋医学でいう五行説の中の腎は先天の気と言ってその機能は
泌尿器、生殖器、精を司る所と言われてます。もともと先天の気として
この世に生を受けたときの生命力であり精力を司っているものと思います。
経絡(けいらく)で言うと腎経と言って足の土踏まずのツボ湧泉から
始まり、人間の身体で言うと腰から下の部位に当たると思います。
従って腰痛や、座骨神経痛などは腎虚から来てると思います。
年を取るに従って足腰から弱るというのはまさに腎虚になっていくからです。
これから年末にかけて忙しくなると精も魂も疲れ果てて腎虚になりやすくなります。
養生法としては黒い食べもの(のり、ワカメ、昆布など)を食べて
湧泉穴の青竹踏みもよいと思います。
2020年11月28日
2020年09月09日
2020年07月27日
人は誰でも生まれてから死ぬ定めが
ありますが、東洋医学では死ぬ時に
現わす脈状を「七死の脈」として
脈の状態を表わしています。それは
○ 雀啄・・・雀が物をついばむの如し
○ 屋漏・・・雨漏りが連なり落ちて又止まるが如し
○ 弾石・・・石をはじくが如し
○ 解索・・・乱れ縄を解くが如し
○ 魚翔・・・池の中の鯉をつかんで逃がした如し
〇 蝦遊・・・蛙が水中に遊んで水の底に入り再び水面に現るが如し
〇 釜沸・・・指の下に湯が沸きたるが如し
私も今までに祖母と母の脈を診たときに
祖母は魚翔の脈で、母は解策の脈だったと
思います。昔は今みたいにMRIやCTなどの
検査機器がなかったので病んでる人を診るのに
必ず脈をみて生きるか死ぬかを見極めていた
と思われます。もちろんこれは東洋医学で
現代医学からみたエビデンスはありませんが
脈を診ることによって季節の脈か健康の脈かなど
をしっかりつかんで鍼やお灸をしていたと思います。
最近はコロナで亡くなる人も増えてますので
気になるところですが、人の寿命は生まれる時に
約束して生まれてるということを言ってる人も
います。お互い死ぬまで元気で天寿を全うしたいですね。