2014年07月15日

陰と陽について

東洋医学では あらゆる物を陰と陽に分けています。

例えば 人間も前面が陰で背中が陽 男が陽で女が陰

母親からすれば母親が陽で赤ちゃんが陰になります。

また臓器で言えば 心臓 肝臓 膵臓 腎臓 肺臓は陰になり

胆嚢 膀胱 大腸 小腸 胃などは陽になります。

そして「陰主陽従」という考え方が あり肝臓と胆嚢は

肝臓が主で胆嚢が従という考え方も面白いですね。

「陰極まれば陽となり 陽極まれば陰となる」ということは

日没を示しており また四季の変化を表しています。

つまり太陽が東から昇れば陽になり 陽が極まれば夕方から日が西に沈むと

夜になり陰になります。その繰り返しが自然現象で

春には少し陽気が出てきて夏は陽気が盛んになり

そして秋になると少しづつ陰気が出てきて冬には陰が盛んになる。

このことが「陽極まれば陰となり 陰極まれば陽となる」ことですね。

森羅万象の現象と東洋医学は密接な考え方を持っているようですね。
posted by てるお鍼灸院 at 16:04 | Comment(0) | ◆ ブログ
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