2025年11月05日

なぜ脈診で脈を整えると生命力があがるのか?

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西洋医学では一般に脈拍数をカウントしますが

東洋医学の脈診は左右同時に診て経絡上の

五臓六腑の状態を診ています。

脈の種類は24種類ありまして祖脈は4種類

浮・沈・遅・数て゛浮いてるか沈んでるか

遅いか早いかの状態を診ますが、季節の脈は

春は弦脈 夏は洪脈、秋は毛脈、冬は石脈て゛

健康な人の冬の脈は微石(少し沈んだ脈)を

現している人と言いました。また例えば

腰が痛い時は沈弦の脈、風邪の脈を嗇脈

下痢してるときは沈数の脈を現すこと等

長い歴史の中で経験的に学んで確認して

来たと思もわれます
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従って病人を診るときも生きるか死ぬかを

脈をみて判断していました。

前にも書きましたが人が亡くなる時に

打つ脈は7種類あって7死の脈で知られています。

私の祖母と母の時ははっきりと死脈を診ました。

経絡鍼灸治療で脈診してバランスをとる本治法を

行いますと不思議と気分が良くなり症状が改善

しやすくなります。そのあとで標示法(局所治療)を行います。

そういう意味で経絡治療は自然にもとずいた治療法と思います。

私もはりきゅう初めて50年様々な不思議な体験をしました。

是非この経絡治療を一度受診して頂けたらと思っています。

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posted by てるお鍼灸院 at 11:14 | ◆ 鍼灸治療とは