西洋医学では一般に脈拍数をカウントしますが
東洋医学の脈診は左右同時に診て経絡上の
五臓六腑の状態を診ています。
脈の種類は24種類ありまして祖脈は4種類
浮・沈・遅・数て゛浮いてるか沈んでるか
遅いか早いかの状態を診ますが、季節の脈は
春は弦脈 夏は洪脈、秋は毛脈、冬は石脈て゛
健康な人の冬の脈は微石(少し沈んだ脈)を
現している人と言いました。また例えば
腰が痛い時は沈弦の脈、風邪の脈を嗇脈
下痢してるときは沈数の脈を現すこと等
長い歴史の中で経験的に学んで確認して
来たと思もわれます
従って病人を診るときも生きるか死ぬかを
脈をみて判断していました。
前にも書きましたが人が亡くなる時に
打つ脈は7種類あって7死の脈で知られています。
私の祖母と母の時ははっきりと死脈を診ました。
経絡鍼灸治療で脈診してバランスをとる本治法を
行いますと不思議と気分が良くなり症状が改善
しやすくなります。そのあとで標示法(局所治療)を行います。
そういう意味で経絡治療は自然にもとずいた治療法と思います。
私もはりきゅう初めて50年様々な不思議な体験をしました。
是非この経絡治療を一度受診して頂けたらと思っています。

