これは五行の色体表と言います
「黄帝内経」に天人合一思想に基づいて
小宇宙である人体の構造や機能を五行の
特性から木,火、土、金、水に分類したものです。
木は臓腑・経絡では肝・胆に相当するものであり
望診では顔色が青で爪の異常や眼の疲れや涙が
出やすかったり、筋肉や腱が緊張しやすくまた
イライラして怒りやすくなるのが特徴になります。
東洋医学では4000年の歴史の中でこの叡智を
発見して治療に生かしてきたと思います。
当院に来られてる患者さんにご説明すると
だいたい皆さん納得されるようなので
肝虚になるとイライラして怒りやすくなる
「怒りすぎれば肝を破る」ことで心身一如
が東洋医学の考え方につながります。