2019年07月19日

東洋医学ハリ灸で出来ること

今や西洋医学は長足の進歩を遂げています。

MRIやCT、エコーなどの画像検査や血液検査

などによって病気の診断や治療方針が得られます。


一方 東洋医学は目に見えない気血や陰陽の

バランスを四診(望・聞・問・切)によって

伺いすべての疾病を経絡の虚実状態として

把握してハリ灸によって補瀉して治療に

導く医術になります。従って西洋医学は

病気になって治療するのに対して東洋医学は

「未病」未だ病まざるを治すという予防医学

が元になると思います。 15628031364750.jpg 15615265116940.jpg

昔は検査機器が何もなかった頃に脈診や

切診などによって顔色や脈の状態を診て

患者の健康状態を把握していたものと思われます。

ですから人を小宇宙として自然の変化に身体が

合っているかを診て施術していたのだと思います。

健康の三要素は快食・快眠・快便とか申しますが

大事なのは、プラス気分が良いか、情緒が安定

しているかと言うことになります。これは内因

と言って人の心や感情が病気の一因になると

東洋医学は考えます。現代で言うストレスが

これに当たると思います。

15616072529952.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 09:32 | ◆ ブログ