東洋医学では我々の身体に五臓六腑と
関連している経絡(けいらく)が14本あり
ツボが361あると言われています。写真の
経絡は足の小陰腎経と言われる経絡です。
これはNHKの鍼灸特集番組で初めて経絡を
証明したときの画像になります。
鍼灸経絡治療は「すべての疾病を経絡の
虚実状態として把握し、それを主に鍼灸を用いて
補瀉し治療に導く伝統医術である」と言われて
います。実際に鍼を使って経絡のバランスを
整える事を本治法(ほんじほう)と言いますが
本治法をすると本当に不思議な事が起こります。
一例を申しますと合谷(ごうこく)手の親指と
人差し指の間のツボが瞬時に和らぎます。
これは気血のバランスが正常になることで
起こることだと思います。
古来より鍼灸治療の原点は「いかにしたら
健康で長生き出来るか」を考えて治療してました。
所謂 予防医学の治療法だったと思います。