2014年01月11日

東洋医学の脈診について

脈には体内の気血の状態が現れる。

気血が旺盛なときは 脈も旺盛になり、気血が衰弱している時には

脈も衰弱する。東洋医学の古典医術ではこのような点に着目して

脈を診て身体の状態を知るようになったと言われています。

手首の橈骨動脈の拍動部を寸口 関上 尺中にわけて人体の

上焦 中焦 下焦を対応させて臓腑に当てはめて診る方法と言われています。

テレビで「チャングムの誓い}や「馬医」などの場面でも脈診のシーンが

時々見られますよね。

いわゆる脈の状態(一般に24種類)を診て 身体の陰陽 寒熱 虚実を把握します。

例えば腰が痛いときには 沈んだ脈で弦楽器の上をさわった様な脈 沈弦の脈

を打ちます。ですから逆に沈弦の脈の現れるときは 腰が痛いのかを尋ねます。 13894311630750.jpg

この写真では片手で脈診してますが、実際には 両手同時に診るわけです。
デモ実際この脈診も奥が深くて・・・まだまだ私も勉強中です。
posted by てるお鍼灸院 at 18:17 | Comment(0) | ◆ 施術内容
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