松尾芭蕉が「健康で長生きには三里穴に煙絶やすな」
と詠んだ句がありますが、昔は車も自転車も
ない時代は宿場から宿場を歩いて旅してました。
それで三里に灸をすると三里(12?)歩ける
と解釈されましたが、実はこの三里穴は
陽明胃経と言う経絡上のツボで東洋医学では
食の後の気血津液(エネルギー)を生み出す所
で大変重要な場所でもあると思います。
科学でも足の三里に灸をすると胃酸がでる
事が証明されています。
江戸時代は水道局がなかったので
宿場が違うと水質も違うので三里の灸は
水当たりを防いでいたと思われます。
従いまして三里の灸はからだを元気にする
ツボであると思いますので食欲がなく
元気が出ない人はぜひ試していただきたいと思います。
お灸はせんねんきゅうでも良いと思います。