2024年08月22日

足の三里の灸の不思議

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松尾芭蕉が「健康で長生きには三里穴に煙絶やすな」

と詠んだ句がありますが、昔は車も自転車も

ない時代は宿場から宿場を歩いて旅してました。

それで三里に灸をすると三里(12?)歩ける

と解釈されましたが、実はこの三里穴は

陽明胃経と言う経絡上のツボで東洋医学では

食の後の気血津液(エネルギー)を生み出す所

で大変重要な場所でもあると思います。

科学でも足の三里に灸をすると胃酸がでる

事が証明されています。

江戸時代は水道局がなかったので

宿場が違うと水質も違うので三里の灸は

水当たりを防いでいたと思われます。
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従いまして三里の灸はからだを元気にする

ツボであると思いますので食欲がなく

元気が出ない人はぜひ試していただきたいと思います。

お灸はせんねんきゅうでも良いと思います。
posted by てるお鍼灸院 at 11:26 | ◆ 鍼灸治療とは