恥ずかしながら私は昭和57年に母と本を
出版させてもらいました。まだ若い時
浅学も顧みず鍼灸のツボなどを書きました。
当時は薬局の二階で鍼灸院をしておりました。
最近 鍼灸の患者さんで心の病から不眠症や
心身症に悩んでおられる人もおられます。
人間いう動物が肉体と精神から成り立っている
以上 心と体は密接な関係があると思います。
東洋医学でも心の様相を内因で七情の伝変として
取り上げていますが、この「自律訓練法」は
九大の池見教授によって紹介されたと思いますが
いわゆる自分の体に自分で催眠をかける方法で
例えば足がぽかぽかとし暖かいと繰り返し言えば
本当に足の温度が上がりますので不思議です。
割りばしを持たせて火鉢と暗示をかけると
本当にやけどしたりする話は有名です。
昔 夜尿症の子供に小児鍼とこの方法を
とりいれた治療で早く改善したことも思い出します。
興味がある方は鍼灸治療の際に詳しくお話します。
今日は大寒の影響で諫早も雪が舞っていますが
どうぞ風邪など引かないように気をつけてください。