2023年03月01日

春の脈状について

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古医書「素問」書かれている

東洋医学の五行説によると人は季節の

変化に応じて脈状も変化するとされてます。

これはまさに東洋医学独特の考え方で

春は草木が芽をふき、すべてのものが

発生しようとする時期で、人体では肝が良く

働き脈は弦で、適度のやわらかみのある

弦脈が良いとされていますが
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肝の脈が弱いと肝虚と言って春咲きは

目が疲れやすく、肩、首凝りなどの

経筋病がでたり、不眠症でイライラ」

したりすることもあります。

「春眠暁を覚えず」もこのことから

言われているのでしょう。

鍼灸は肝の働きを良くするツボで

曲泉や太衝などにハリをしてからだを

元気にしていきます。

食べ物は酢の物や緑黄色野菜など

が良いと思います。

posted by てるお鍼灸院 at 17:07 | ◆ 鍼灸治療とは