昔は人生50年と言われた時代もありましたが今は男女とも長生きになりました。
東洋医学では「腎虚」と申しますが、言ってみればこれは先天の元気が弱る事でしょうか?
先天の元気とは生まれるときにもらう生命力とも言えると思いますが、生まれてからは
食べてからもらうエネルギーで後天の元気といいます。では先天の元気の虚(腎虚)の
その症状は色々ありますが耳鳴り、難聴、顔のむくみや口渇、のぼせや
腰痛、神経痛、尿の出がスッキリしない、ぐったり疲れて元気がない
恐がりで、驚きやすくなるなどの症状が出やすくなります。
その対策としては腎を補う食べもの黒色の食べもの(のり、ワカメ、ひじきなど)
をとることや経絡状の腎経のツボ湧泉や復溜など指圧したりお灸も良いです。
漢方薬は八味地黄丸か血圧の高い人は六味丸などを保健薬として飲むのも良いです。
誰でも1年1年 年を取りますので、病院の薬を飲みながらでも
これからは元気で長生きするためには予防が大切になってくると思います。
もちろん私が行っております鍼灸経絡治療(けいらくちりょう)は予防を兼ねた
治療になりますのでおすすめします。