2020年12月12日

12/12長崎新聞「歳々元気」に掲載された「腎精を大切に」の意味

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東洋医学でいう五行説の中の腎は先天の気と言ってその機能は

泌尿器、生殖器、精を司る所と言われてます。もともと先天の気として

この世に生を受けたときの生命力であり精力を司っているものと思います。

経絡(けいらく)で言うと腎経と言って足の土踏まずのツボ湧泉から

始まり、人間の身体で言うと腰から下の部位に当たると思います。

従って腰痛や、座骨神経痛などは腎虚から来てると思います。

年を取るに従って足腰から弱るというのはまさに腎虚になっていくからです。

これから年末にかけて忙しくなると精も魂も疲れ果てて腎虚になりやすくなります。

養生法としては黒い食べもの(のり、ワカメ、昆布など)を食べて

湧泉穴の青竹踏みもよいと思います。
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又お風呂では腰湯をしたり丹田呼吸法なども良いと思いますので

是非お試し頂きたいと思います。 14142115658110.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 09:57 | ◆ 当院のご案内