2020年11月16日

先天の気 後天の気

東洋医学は人がこの世に生命を授かった時にもらう気を先天の気としました。

これはいわゆるもって生まれた生命力というものでしょうか・・・。

それに対して後天の気とは生まれてから飲食をすることによってできるエネルギー

とも言えるかもしれません。ですから病気をしても食欲が出てくると予後が良い

と言えます。やはり食べて元気になるということになると思います。

我々はこの二つの気によって生かされているといえると思います。先天の気は言ってみれば

生まれてからついた蝋燭の火でこの火が消える時が一生の終わりと言えることになるでしょう

五行説によると先天の気は腎がつかさどり、後天の気は脾・胃が関係してます。

経絡でいうと腎経と脾経が中心になると思います。 14128121861940.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 10:43 | ◆ 鍼灸治療とは