2020年09月03日

元来 鍼灸は予防医学でした

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もともと東洋医学鍼灸は「如何にしたら健康で長生きできるか」

というのが目的でスタートしました。それは一般庶民ではなく

皇帝陛下の健康を守る目的で始まりました。それは名医が

四診(望診 聞診 問診 切診)で体の健康状態を診ていた

と言われてます。とりわけ切診の中の脈診は季節の脈を

打っているかなど経験的に24種類の脈の状態を見分けて

季節の脈になるように治療していたといわれています。
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9月に入りまだまだ残暑が続いてますが

夏の健康な脈は洪脈で微洪の脈が良いといわれてます。

人間は動物ですので季節の変化にからだを合わせる

ひとは比較的元気があるとみられます。

現代医学は検査によって数字と画像が診断の決め手に

なりますが、昔はMRIやCTなどの検査機器がありませんでした

ので、人が自然の法則にあってるか見ていたのだと思います。
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最近はコロナ禍で医療もひっ迫してる地域もあるようですが

お互い健康で長生きしたいものですね。
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posted by てるお鍼灸院 at 10:19 | ◆ ブログ