もともと東洋医学鍼灸は「如何にしたら健康で長生きできるか」
というのが目的でスタートしました。それは一般庶民ではなく
皇帝陛下の健康を守る目的で始まりました。それは名医が
四診(望診 聞診 問診 切診)で体の健康状態を診ていた
と言われてます。とりわけ切診の中の脈診は季節の脈を
打っているかなど経験的に24種類の脈の状態を見分けて
季節の脈になるように治療していたといわれています。
9月に入りまだまだ残暑が続いてますが
夏の健康な脈は洪脈で微洪の脈が良いといわれてます。
人間は動物ですので季節の変化にからだを合わせる
ひとは比較的元気があるとみられます。
現代医学は検査によって数字と画像が診断の決め手に
なりますが、昔はMRIやCTなどの検査機器がありませんでした
ので、人が自然の法則にあってるか見ていたのだと思います。
最近はコロナ禍で医療もひっ迫してる地域もあるようですが
お互い健康で長生きしたいものですね。