2020年01月10日

未病(未だ病まざるを治す)

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東洋医学の考え方に未病がありますが

これは未だ病まざるを治すというもので

辞書をひくと病気とまでは言えない前段階の状態

と書いてあります。一般に西洋医学の場合は

血液検査や画像検査によって病気を見つけますが

東洋医学は未病と言って四診(望・聞・問・切)で

人の健康状態を察知し、治療方針を決める。

望診:人の顔色や艶、舌の状態を診る

聞診: 声の高さや大きさを聴いたり臭いをかぐ

問診:既往歴や現病歴 主訴などや生活環境を聞く

切診:脈の状態や経絡などを触診する

このような方法で行うのが東洋医学だと思います。

ですからある意味で予防医学言えるかもしれません。

多くの皆様は東洋医学鍼灸は痛みを治すのが専門と

思っておられる方が多いと思いますが、本来は

今は元気でもこれからの病気予防の治療医学だと

私は思っております。まさに未病を治すのが

東洋医学の役割と考えます。 15731758602850.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 09:55 | ◆ 鍼灸治療とは