アジアで生まれた伝統医学 中国の伝統医学は
鍼灸や漢方薬他に気功、太極拳などがあります。
鍼灸医学はひとりひとりの心とからだの状態を
見つめながらハリをさして灸をすえる医術になります。
数字や画像検査を中心に病気の診断をする西洋医学
と違って東洋医学は望診、聞診、問診、切診を行います。
望診は人の色や艶を診る診断法になります
聞診は人の声の大きさや臭いをかぎます。
問診は人の既往歴や主訴を尋ねます。
切診は脈診や腹診をして人の身体の状態をさぐります。
この4つの診断法を用いて施術をいたします。
特に脈診や腹診は東洋医学度得なもので
今の時代の様に血液検査やMRI、CT検査が
なかったので、すべての疾病を経絡の
虚実状態として把握しそれを主に鍼灸を
用いて補瀉し治療に導く伝統医術です。
そして病気の原因を内因、外因、不内外因
として内因を怒 喜 思 憂 悲 恐 驚
いわゆる 七情として感情の行き過ぎを原因として
また外因として風 寒 湿 操 熱(火)と外からの
原因と考えのです。九州北部も恐からやっと梅雨入り
しましたがこれからは湿気が多くなりますので
リュウマチや神経痛などの病気が増えてきます。
そして不内外因は飲食労倦と房事過多になります。
このことから我々の身体と心は密接につながっている
といえますね。