5月半ば近くなりましたがこの時期は
経筋病(東洋医学の言葉)と言って肩こり
や腰痛の人が増えています。これは同じ姿勢
の仕事で例えばデスクワークや運送業の方などが
多いですが、脈診すると沈脈や弦脈の脈状を示し
肝虚証や腎虚証の方が多いと思います。
痛みやすい場所は腰椎の2〜3番の外方で腎兪や志室
のツボや4〜5番の外方の大腸兪などのツボが痛みます。
腰痛にもヘルニアやすべり症など様々ですが
身体を支えてますので大切な場所ですね。
肝虚証の人は日頃から気が短く怒りやすく
不眠で目が疲れて肩凝りもありますので
私の治療では肝を補うツボ本治法をして
患部も施術しますので後々楽になります。
腎虚証の方はもともと腰から下が弱いと言うか
虚してますから疲れもぐったり疲れます。
日頃から湧泉(足の土踏まず)を刺激して
黒い食べ物(のり、ひじき、昆布)など食べて
腎を補いましょう。腰痛は鍼灸治療の最適応症
ですからあきらめずに施術を受けて下さい。