鍼灸経絡治療の脈診は右と左の脈を同時に
それぞれ6カ所診ていきます。左と右はそれぞれ
各臓器の状態と脈の状態を診ていきます。脈の種類は
7表八裏9動の脈と言いますので24種類あります。
今の時期は冬の入り口で寒くなりましたので沈脈が
多いと思いますが、腰痛や神経痛がある人は沈弦の脈を
うつようになりますし、風邪の時は濇脈(しょくみゃく)を
表わしやすくなりますので、脈を診る事で身体の状態を
診ていきますので本当に経絡治療深いと思います。
実際 患者さんの脈を診る事によってその日の体調が
大体分かります。私も40年鍼灸をしていても奥が深い
ですけど、最近はなんとなく分かるようになってきました。