2018年07月25日

鍼灸治療はからだのメンテナンス

東洋医学鍼灸や漢方は4000年も続いています。

そのルーツを探れば人のからだを脈診、腹診

舌診を通じて先ず患者が生きる病気か死ぬ病気かを

見分けて、生きる病気ならどうしたら生きるかを考え

治療してきたと言われています。さらに一歩進んで

いかにしたらこの自然界で生きるための知恵と

予防のための方法(いかにしたら健康で長生き出来るか?)

を研究してきたのだと思います。皆さんの多くの人は

鍼灸と言うと痛みや凝りをとるための治療だと思って

おられると存じます。今の時代のように血液検査やCTや

MRIのような物が何もなかった時代に市民のの医療として

活躍してきました。

江戸時代の句に「健康で長生きしたければ三里穴に

けむり絶やすな」というのがあります。足の三里は

胃液の分泌を盛んにして食欲不振や水あたりや食中毒

を防ぐ効果が科学的に証明されてますので、今みたいに

水道局がない昔は宿場が変ると水が変って水あたり

しやすい状況でした。ですから足の三里にお灸をしたら

胃腸がしっかりして後天の気を元気にしたと思います。

ですからまさに鍼灸はからだの守り神だったかもしれません。 123 14237002781221.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 11:39 | ◆ 鍼灸治療とは