東洋医学 鍼灸は人が大自然のなかでいかに
生かされているかを脈を診てからだが春夏秋冬
季節の脈になっているかや顔色や肌の色をみて
健康度をチェックしたり、人の感情や心の状態が
どのように身体に影響を現わすかなどを調べてきて
病気の原因や治療法を長年にわたって研究してきたのだと
思います。例えば「陰極まりて陽となり、陽極まりて
陰となる」ことは自然界の日没を指していて、これは
「身体が冷えて熱が出る」の例えにも言えます。
つまり自然界に生かされている動物は
すべて自然の法則に従って生きて健康になる。
言わば4000年の様々な経験からツボが生まれ
石器時代の石がハリになって枯れ草がお灸になって
人々の病気を経験的にハリとお灸で治してきたと思います。
目には見えない気・血を調整することによって
健康を維持してきたのだと考えます。漢方薬も
薬草の組み合わせさじ加減から処方が出来てきました
昔から人が生まれるときは潮の満つる時で
亡くなるときは引き潮と言われるのも不思議な
現象だと思います。今や西洋医学が発達して東洋医学は
地味ですが、これだけ続いてきたのは訳があるとおもいます。