2018年04月21日

七情の伝変とストレス学説

東洋医学では、病気の原因を3つあげています

?内因 ?外因 ?不内外因としています。

その中で内因というのは人間の感情や思いが

原因で病気になると言うものです。それは

怒 喜 思 憂 悲 恐 驚の七情です。

怒・・・イライラして怒る人は肝臓を病む

喜・・・喜びは良いが暴喜は心を破る

思・・・思い過ぎると胃腸を病む

憂・悲・・憂い悲しみ多く、愚痴は肺を病む

恐・驚・・恐れ驚き過ぎると腎を破る

このような人の感情が内因として病の原因

の一つになっていると4000年前の東洋医学は

考えていたのを後のセリエがストレス学説の

参考にしてストレスが病気の原因の一つとしました。

14683932918721.jpg

確かに脈を診て肝虚のひとに「イライラしますか?」

と尋ねるとイライラして気が短いと言われます。



そういうときは肝虚の時に使うツボで本治法を

行うと肩こりやイライラが解消して気持ちが

ゆったりとしてくるのが分かると言われます。



14237002781221.jpg

昔から心身一如とか言いますが、人の身体と心は

大いに関連しているのですね。だからハリすると

セロトニンが分泌されてすっきりして

気分が良くなるのはよく分かります。

15057991283810.jpg
posted by てるお鍼灸院 at 14:17 | ◆ 鍼灸治療とは