鍼灸治療のバイブルと言われる古書に「難経」
と言う本で鍼灸治療の原理・原則が書かれている本
ですが、この本は一難から八一難までそれぞれに
治療の仕方を現わしている本ですが、この本の中
の49難の中に人は三つの原因から病気になっている。
内因(怒・歖、思・悲・憂・驚・恐)
外因(風・寒、湿・操・暑)と飲食労倦の三つの原因
とされていますが、この中で外因が五臓六腑に与える
病変が詳しく書かれています。
例えば今は夏ですが暑さが心臓に与える影響は
もともと心は陽気の多い臓器ですから暑さや熱を
嫌うので、心煩や心痛を引き起こすことになる。
現代で言うところの心筋梗塞や狭心症のことを
言ってると言われています。ですからこの時期は
こまめに水分の補給をして苦味のニガウリやニラ
などをとると良いのでしょう・・・・・。