2016年05月28日

東洋医学で言う「水毒」とは・・・?

よく雨の降る前になったら痛くなるとか

雨の日は調子が悪いといわれる方もおられます。

これは湿邪と言って湿度が上がると所謂からだの

水分代謝がうまくいかずに起こりやすい症状になります。

例えば膝に水が溜まって痛みが出る方や神経痛などが

それにあたると思います。元来人間の70%は水と言われてますが

実際には年をとるとその値が65%〜60%と減っていくそうです。

年をとるということは、ある意味枯れていくとも言えるでしょう。

からだの中の水には、必要水と自由水があってこの自由水が悪さ

をするようですね。

鍼灸のツボには五行説(木・火・土・金・水)でおなじみのツボ

つまり木穴・火穴・土穴・金穴・水穴があります。

この中で水穴は、腎の津液を調整し引き締めて和らげる作用

がありますので状況によってはこの水穴を使います。

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これからまもなく入梅しますので水毒からくる腫れや痛みに

鍼灸治療は、効果が期待できる施術だと思います。


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posted by てるお鍼灸院 at 10:30 | ◆ 鍼灸治療とは